六方両錐ルビー

一番新しい BCSJ に、フラックス蒸発法で作った六方両錐ルビーの論文あり。
K. Teshima et. al., Bull. Chem. Soc. Jpn., 78, 1259 (2005).
面指数は (1 1 -2 3)だそうだ。
美しい赤色透明結晶で、3 mm が最大。

フラックスは Li2O-MoO3 系。
以前のフラックス法によるルビーは、だいたいがかなり薄い六角板状結晶だった。
色は良かったんだけどね。
六角柱状ー板状に比べると、今回のはカッコいいね。
やっぱり結晶ってのは、とんがってる方がいい。
結晶構造解析しようとすると、丸っこい方を拾うんだけどさ。