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本屋に行って、読みたかった本を何冊か購入。
マンガも。
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/08/27
- メディア: コミック
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仕掛けを大量に作り、ニジマスを放ち、お客さんがきたら釣らせて、前処理して塩焼きにするバイトだった。
お客さんが来ないと昼寝ばっかりしていたのだが、今考えておけば釣りの練習でもしておけばよかった*1。
- 作者: 清水義範
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/08/19
- メディア: 文庫
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この人、最近は理科・科学がらみのネタを多く扱っているんだが、何冊か読んでがっくりきた。
これもそう。
- 作者: 清水義範,西原理恵子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/03/13
- メディア: 文庫
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で、なんで面白くないんだろうと考えて、やっと理由がわかった。
内容が荒唐無稽なんだからじゃない。
たとえ荒唐無稽でも、いや、荒唐無稽だからこそ、面白いものは面白いのだ。
この本は、話の半分以上の科学の内容は、著者が勉強して調べた「ホンモノ」の科学だ。
で、いたるところに勘違いが混じっている。
著者が意図してやってるのではない。著者の勘違いや知識の欠落に基づくもの。
「ホンモノ」の学術用語のなかに混じって、すごく大きな勘違いが散見される。
これは、正直大変気持ち悪い。
科学をそれなりに身につけている人は、どんなに荒唐無稽な内容、突飛な設定を小説でしても、科学の大原則はそうそう覆さない。これをするときは、必ず断りを入れるか、含みを噛ませる。
物質の持つエネルギーは、外部からエネルギーを与えない限りは低いところから高いところには上がらない(熱力学第一法則)し、物質は消滅しない(質量保存の法則)。
でも、この本はそうではない。だからSFにもなりえない。
わざと曲解しているんではなく、知らないようだ。
このあたりが著者にはわかってないのではないか。
この人の初期の「国語入試問題必勝法」などは、ものすごく面白かった。
何度も読んだ。そのぐらい気に入っていた。
だから、最近の著書を、非常に残念に思う。
*1:それでも何匹かは釣った。養殖のものは馬鹿だからタバコのフィルターでも釣れる