テントウムシ

今日はすこしあったかい。
外に出たら多数のテントウムシが壁に張り付いたり、乱舞していたりしていた。
初冬のやや暖かい日を狙って、集団で集合して冬ごもりに入るようだ。
知らなかった。


山で秋から冬にかけて、ガマをほじくっているとカメムシやらテントウムシやらがいっぱい出てくることがある。
なぜかガマにはいろいろ詰まっている。
ドングリがいっぱい入っていたり、鳥の巣ができていたり。
前者はリスの仕業なんだろうか。


今まで見た中で一番大きいガマはこんなのだった。

ある鉱山の坑道の入り口付近だが、熱水が裂かに石英を落としている。
天井のザラザラはすべて水晶。真ん中の支保は 20 cm 以上の太さがある。
幅 5 m、長さが確認できるだけで 20 m 以上ある(端はきつく傾斜していて奥までたどり着けない)。
こんなに緩傾斜のガマも珍しい。
尾太もこんな感じだったのだろうか*1
テントウムシの冬眠どころか、ガマの中で結婚式の披露宴ができる。
テントウムシがしゃしゃり出て、サンバに合わせて踊り出すかも。


このぐらい水晶がいっぱいあると、ありがたみが無い。
ペグマタイトのガマで、このぐらいでかいのが開くといいのに。
黒平向山とか田上山で、このぐらいでかいガマが開いたら、間違いなく仕事を2週間は休んじゃうだろうね。

*1:尾太鉱山の主脈は 20° ぐらいの平均傾斜だったらしい。熱水性の鉱脈にしては極めて緩い傾斜。