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人間はとてもさびしがり屋な生き物であるということを知る。
アイデンティティの確立に、他人からの評価が含まれている人は、それがない状態がとてもつらいのだろう*1。
あって当然だと思っても、いつかは失うものもある。
色あせてしまうものも。
と、さむーい師走の空の下をとぼとぼ歩いて考えた。
うちに帰って、ストーブをつけて、紅茶を入れたらすっかり元気になった。
なんなんだろうねいったい。
*1:オレにはない。昔から容姿にも能力にも頭脳にも恵まれなかったし、人一倍かわいがられることも当然なかった。特に頭脳はひどくて、高校時代はクラスのビリばっかり取っていた。かえってそれはいいことなんじゃないかと今は思ったりする。プライドがあまりないのはいいことか悪いことか。