雪の中を、実家までドライブ。



途中、いくつかの鉱物産地の前を通過するが、雪だらけ。
なんかすげー積もってるんですけど。
積雪深は20cmを越してるよなー。
新雪を車で踏みしめながら、おっかない思いをして延々とドライブ。


途中、車がカーブを曲がりきれずに突っ込んでいる。
縁石の上を乗り上げて、FR なのでうまく出てこないらしい。


四駆乗りの出番がやってきたぞ!(笑)


後続車に突っ込まれるのが一番笑えない二次的な事故なので、停止表示板を出して後続車に少し待っててもらい、牽引ロープにシャックルをかませて引っ張り出す。
その間5分。彼は事故後1時間以上粘っていたらしい。
JAF はこの大雪で要請続出で、3時間待ちとか言われていたようだ。
すげー感謝され、無理矢理5千円渡された。
お金はいいから、名前を聞いて欲しかったな*1


もうちょっと上の裏道を通ろうとしたら、積雪40cm。
遊んでいってもいいんだけど、時間がないので引き返す。


すると、さっき車を引っ張り出したところに、また車(白のフィット)が刺さってるし。
「出せますかー?」と聞くが、どう見ても出せそうにない。
もうちょっと先の駐車場でUターンしようとしたら、警察車両が止まっている。
「そこに車が刺さってるから、引っ張り出してやってくれ」と警察に言うと、しぶしぶ付いてきた。
まずは現場検証して、事故証明を出すらしい*2
ばさばさ降る雪のなか、30分ぐらいそんなことをやっていた。
が、彼はレッカー待ちで、あと2時間そこにいるという。


「オレが試してみるから後続車を止めてくれ」と警察に言ってはみたが、きれいに亀の子状態になって縁石に乗り上げていて、出せなかった。
自分の車にチェーンを巻いて、デフロックをかけてもダメ。
ゴムチェーンが切れた。
これ以上力をかけると、フィットのオイルパンが危ない。
無念だが敗退。


くやしーーーーーー。


前から引っ張ったほうが楽そうだったが、フィットのどこを探しても引っ掛ける場所が前に存在しない!なぜ?


立ち去るときに、事故車の運転手が「大変ありがとうございました」とビールを6本くれた。何にもできなかったが、なんとなく受け取る。
カッコ悪!


(教訓1)完全に亀の子になっていると、吊り上げなけりゃ動かないようだ。
(教訓2)やっぱりプロにはかなわない。助け出す力量というのも必要だ。
(教訓3)やっぱり警察はなにもしてくれない。

*1:「あなたのお名前は?」「セザール」と答える。そこで妻は頬を赤らめる(笑)。

*2:事故証明が無いと任意保険が出せない