去年採集した銅鉱石の空隙に、奇妙な二次鉱物を見出す。
http://d.hatena.ne.jp/doublet/20050718#p1
軽く調べてみるかな。
もうちょっとサンプルが欲しいが、あそこまで車を走らせるのは苦痛だ。


さーて、今日も仕事仕事。
ゴールデンウィークの後半は、でかいガマをあけるべく画策中。
目標はさしわたし1m。
今年の一日体験入学は、中高生にでかい水晶をあげられるといいけど。


→昨日、回折強度データを収集したものの構造解析。
深刻なディスオーダーで R が 11% 以下にならない。
うーむ。高温気相成長ではやはりディスオーダーの問題は避けられないか。
超分子構造(と書けば聞こえはいいが、要するに水素結合のネットワークだな)は見える。
溶液相から再結晶し直しかな。
でも、こいつ溶けないんだよね。


もう一つ、単結晶ができたサンプルを回折計に乗せ、振動写真で格子を決める。
trigonal!
うわ、久しぶり。
それにしても格子がでかい。
a 軸方向で 42Å、c 軸方向で 23Åもある。
お前は生体高分子か。
分子量は400以下だというのに、アグリゲイトばかり作りやがって。
反射が団子のようになっている。
バックグラウンドの見積もりがおかしくなるので、カメラ長を延ばそうと、遮蔽板を動かそうとすると安全装置が働いて、線源が落ちた。
orz
どうやら線源の安全装置がバカになっているらしい。
なんだこりゃ。早く修理に出してくれ。


新しいデータを取り始めようとしたが、ハードディスクがいっぱいで収集ができない。
消せ。すぐ消せ。
しょうがないので、外付けを一個買おうかなあ。