某協会の講演を聴きに先端研に行く。
いわばサクラだが、これだけギャラリーがいればサクラせずともいいんじゃないだろうか?
久しぶりにTさんに会う。コロラドのお遊びスポットについて聞いてみる。


講演はすべて自分の研究を振り返った総まとめかと思いきや、意外とそうでもない。
特にYYセンセは、ここ最近のネタしかしゃべってない。
最近、某独立行政法人に移られたT先生は「私は17年好き勝手に助手をやってきた。任期が無く自由に研究ができる土壌も大事」と暗に昨今の任期制について批判されていた。そのとおりだと思う*1
YYセンセは「ヘンな現象や化合物を見出すのは常に学生であり、これを一番的確な方向に導いてあげるのが大学教員の務めだ」とのお言葉。
ふむふむ。含蓄があるなあ。
Mセンセは相変わらずオレの悪口。オレはいじめられっ子だ。


講演が終わると即、飲み会。
実は講演者三人ともなじみがある。
YYセンセにまたいじめられるのも懐かしい。
ずっと某掲示板でお世話になっていたある方と初めて出会う。
ずっと会いたかったので、嬉しかった。すごく近い分野だったんだなあ。
そんな話を何人かでしていたら、T先生の以前の過塩素酸銀の爆発事故の話あり。
うひゃー。みんなそれでやるんだよなあ*2
それにしてもずいぶん傷があるなあ。


「一家に一枚周期表」第3刷を頂いた。1,2はもちろん所有している。
再びノーベル賞受賞者復活版。



適当に場所を変えて、二次会突入。
結構な有名人の集団なのだが、ちょっと離れてみるとくたびれサラリーマンのように見えなくも無い。
が、彼らはやんちゃな分だけサラリーマンよりたちが悪い。
普通のラガーと黒ビールの二層分離ビールについて仮説を立て、「上下を逆についできてよ」と店員にダダをこねるヒゲおじさんが、東大院教授だったり、某独立行政法人の超お偉いさんだったりする。
わはははは。


というわけで、あやしい研究者部隊のあやしい飲み会はエンドレスで続くのであった。
次は有金、その次はきのこかな。
遊びにきてね。待ってるよう。

*1:先生ほどのアクティビティーが持続できるならの話。

*2:過塩素酸ピリジニウム塩と金属塩、ジアゾメタン、金属アセチリドが爆発モノの御三家。みんなそれでフラスコを木っ端微塵に粉砕させ、大怪我を負う。オレは幸運なことに、爆発飛散したガラスの破片がみんなオレを避けるために、これまでほとんど被弾していない。破裂フラスコの50cm前でも流れ弾に当たらないのは、奇跡かもしれない。