あ、一日日記がずれた。
コメントがずらせないので、これは23日のつれづれ。


今日は朝から実験指導。
昼過ぎに日本分析工業の人が来て、LC9101の納入に立ち会わされる。
ただし、中身は908とほとんど変わらない。
レオダインのインジェクターが電気信号を出すのと、溶媒の流路内を吸い出すシリンジが無くなったぐらい。
ポンプは、大好きな日立になった。
あと、色が白くなった。
いろいろ聞いていたら、「お詳しいですね。以前使われたことがありますか?」とのお言葉。
「私は、LC-08,LC-09,LC908の新旧タイプ、C60,大量分取、みんな使ったことあります。10台ぐらいメンテしてますし、会社*1にも出向いてます。」と逆襲。
「それはすごい。誠にありがとうございます」とのご返事。
使い方がマニアなので、超マニアヘビーユーザーの範疇に入るだろう。
いつも壊れる相馬光学の検出器のボタンについて文句を言う。
新しいのは表面にビニールシートが付いている。
確かにないよりましだが。
こいつで一発、何かを分けよう。すげーかっこいい化合物がいいな。


お昼を食べて、雑務雑務。
書類書きはもう飽きた。
軽くガラス細工して、蒸留用二股アダプターの尻尾を修繕。
ゴム管止めが美しく、学生にほめてもらったが、嬉しくない。割るな。


X線を仕上げて、データを移動。


論文の審査内容がメールで届いた。よかったー。嬉しい。
この日記の結晶の写真をTOCに載せるつもり。
論文より先に結晶の写真がチェックできる、不思議な日記ということで。

*1:その頃 JAI は小さな小さな会社で、「委託でテスト分取いたします」という話だったにもかかわらず、様子を見に行ったら会社にエバポがなかった。オレのサンプルを含んだ溶液は多くのバイアルに入ってドラフトに並べられ、扇風機の風で蒸発させられていた。もう10年以上前の話。なお、勘違いをしないように書き加えておくが、LC908は名機だと思う。あれの世話にならなかった論文はなかった。