今日の学生いじめは「結晶を目で見て分ける」でした。
ある種の異性体混合物を再結晶すると、二種の異性体が同時に結晶化して析出します。
このとき、すごく細長ーい菱形の結晶と、やや細長い菱形の結晶が析出します。
これを目で見て分けます。
かなり根気のいる作業ですが、結晶のサイズが2−10ミリと、かなり大きいのが唯一の救いです。



こんなローテクな操作でも、けっこうきれいになります。


精製に必要なのは、まず「とにかくこの操作で分けてやろう」という意志の強さです。
精神論ですが。