産業遺産として「神岡鉄道」存続を

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 11月末で廃線となる飛騨市神岡町の第3セクター「神岡鉄道」について、飛騨市の船坂勝美市長は19日、神岡鉱山の坑道や選鉱所跡を産業遺産として観光化し、週末だけ不定期に運行するような観光鉄道として存続させる構想を明らかにした。同日の市議会一般質問で答弁した。


 船坂市長は、現在進めている神岡鉱山での地底危機管理センター建設プロジェクトや、青少年の宇宙科学体験施設整備構想に結論が出ておらず、「鉄道存続の決め手にはなっていないのが現状」と指摘。「鉱山の坑道を含めた産業遺産、あるいは体験学習施設などを柱にした活用の可能性を、最後まで模索していきたい」と答弁した。


 取材に対し船坂市長は、同町茂住の選鉱所跡などを国が定める産業遺産として登録し、施設を所有する三井金属から寄付を受けて、民間団体や市が事業者となって運営する構想を示した。三井金属には打診していないといい、神岡鉄道の精算過程で話し合うという。


 船坂市長は「実現すれば、十数億円かかるといわれる線路撤去費などを、三井金属が負担しないで済む。費用などを今後、調査していきたい」などと話した。

神岡鉱山もですか。
再開発しやすいのは、やはり茂住谷近辺でしょうね。
池ノ山ってことはないでしょう。