真空ラインを使って二日ほど実験をしています。
いろいろな溶媒を減圧下で留去して、あげくのはては臭素化で余った臭素まで減圧で除いて、液体窒素で冷やしたトラップに溜め込んでいました。
真空ラインを二日ぶりに落としてトラップを洗うと、目から涙が出て止まりません。
「えー、なにこれなにこれ」とびっくりして、泣きながら洗い物をしました。
少したって、再結晶溶媒に使ったアセトンがトラップにまぎれていて、それが臭素と反応してブロモアセトンができているのを理解しました。


涙が止まらないのはブロモアセトンのせいだけでしょうか?