薄井東村山市議員に対する矢野・朝木両議員の絡みについて

http://www.j-cast.com/2007/07/03008939.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070702-00000115-mailo-l13


だいぶ出遅れましたが、薄井東村山市議員に対する矢野・朝木両議員の絡みについての記事を読みました。
要するに、東村山市市議会議員の二人が、元風俗ライターの市議員に「おまえ、この間まで風俗ライターだったんだろ?なら辞めろよ」と公的に言ったのです。
これはひどいですね。これで民主主義国家ですか。


人間がどれほど知的な活動をして神に近づこうとしても、ヒトは所詮脊椎動物の一種に過ぎず、性欲から逃れることはできません。
生殖は動物にあらかじめインプットされている本能であり、抗うことのできない欲望です。
特に男性には播種本能があり、自分の遺伝子を残してくれる可能性のある女性には積極的に種を付けようとする本能があります。
女性は、より良い遺伝情報を有し、より安定な繁殖環境を提供してくれそうな男性と交わり、優秀な子孫を残そうとする本能が働きます。
性衝動というひどく動物的な側面は、程度の差こそあれ、誰にでも存在するのです。
その存在を皆が認めたくなくても認めざるを得ないからこそ、下ネタ話は腹がよじれるほど笑えるし、セックスは二人の間の秘め事なのです。
自分もしくは他人への、本能への回帰に対する(キリスト教風味にひねくれた)意識のなせる業でしょう。
そしてそれは、生活の根底にある欲求です。
誰でも、(生殖適齢期なら)いい人がいればセックスをしたい。
みんな、大きな声では言わないけど、あたりまえの話なんです。


しかし、その本能のままに行動すると、たびたびトラブルの原因になったり、あるいは法に抵触することがあります。
自分自身で満たすことのできない欲があれば、その欲を満たすことの可能な人が、それをギリギリのラインで有償で引き受ける商売が興ります。
これが今で言う「風俗営業」です。
人の欲求は多様であり、さまざまな性に関する手法があるのでしょう。よく知らないけど。
それを分類し、評するのが風俗ライターと呼ばれる仕事です。
彼の言動は一業界人として当然至極の業務の一環であり、何ら法規に違反することはありません。
市議として着任する以前の仕事のことを矢野・朝木両議員がとやかく言うのは筋違い、むしろ痛々しい名誉毀損でしょう。
誰でも政治に参加でき、任期が終われば元の一市民に戻ることができるのが民主主義ではありませんか。


東村山市市民新聞のあるページのリンクです。
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page038.html
はっきり言って、読んでいて胸が悪くなります。
市議会ならともかく、18禁のHPのログを洗って「人権侵害」も何もないのではないかと。


http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page049.html

 性風俗業界関係者、性風俗評論家などが、草の根・矢野、朝木議員の主張について、議論をすり替えた上で抗議するなど、とんでもない筋違いの感情論を叫んでいます。
  まず冷静に次のことがらを踏まえた上で、どしどしご意見をお寄せいただきたいと思います。
 
 「 法令の縛りのある公選による現職の市議会議員という公職者が、アダルト動画サイトで、性風俗業界の宣伝や性風俗に関する自分の趣味、嗜好等の情報を、実名・顔写真(動画)を露出し公然と不特定多数に公表することが許されると考えるか」この点について、立場、見解を明らかにした上で、薄井さんの言行につき、ご意見をおきかせください。
  この「薄井問題」の核心は、市議の任期開始後の薄井さんの言行、そして選挙運動中の諸問題(「選挙公報」の記載内容等)ですので、問題を歪曲ないしは矮小化するような手法で、「職業差別」などと議論をすりかえることは、フェアではありませんので、おやめいただくよう強く指摘しておきます。
 したがって、アナクロニックかつ陳腐な「職業差別論」を前提として問題を歪曲した上での見解には、一切組する考えはないことをあらかじめお伝えしておきます。
 「慰安婦問題」もありますし、「性風俗業」については、いずれ議論をしたいとは思いますが、「薄井問題」とは関係がありません。
 ちなみに、そのように「性風俗業」を肯定し「職業差別」であると主張するというのならば、「慰安婦問題」はどのように認識されているのか、もあわせておきかせ頂くと、多くの読者の方に参考となるのではないかと思います。


当選以前に何の仕事をしていても、関係ないでしょ?
それとも、風俗営業に関連する業務を行っていた者は、一生、市議会には参加してはならないのでしょうか。
アナクロニックかつ陳腐な「職業差別意識」を振りかざして薄井議員を名誉毀損しているのはあなた方ではないのでしょうか。
慰安婦問題にすり替え、自らの職業差別意識を非表面的に正当化しようとしているのも。
セックスに関連した職業に就く(就いていた)人を差別するのは、民主主義を土台とした市議員という公人としてはあってはならないことです。
以前の裁判記録などを読んでいると、これはもはや様式美なのでしょう、彼らの根底にある間違った意識に根付いた。


別に私は、「セクハラ支持ネットオタク」呼ばわりされてもかまいませんよ。
薄井氏曰く「貧乳女は心を揉め!」。
なんていい言葉なんでしょう!