ラーメン屋のガラスの仮面

家の近くに、ラーメン屋さんがあります。
ここは、小さなお店ですが、美味しいので意外に混み混みです。
従業員2人(+たまにアルバイト)なんですが、店に出入りすると、従業員が厨房に大勢いるような錯覚を受けます。えらくにぎやかなのです。
その秘密を暴くべく、じっと厨房をチェックすること20分。
その厨房にいる二人の調理人が交互にお客に声を掛けることによるものであることを見抜きました。
お客が勘定をすませ、店を出るとき
調理人1「どうもッ、ありがとうございました〜(高い声で)」
調理人2「いつもありがとうございます〜(高い声で)」
調理人1「またよろしくお願いします〜(やや低い声で)」
調理人2「どうも〜(低い声で)」
という感じで、店の賑わいを演出しているのです。
多いときにはさらにバリエーションが付きます。
互いにわずかに掛け声が重なるタイミングを狙うのがツボのようです。


お前ら北島マヤかよ。


厨房は壁で区切られて少し見えづらいところにあり、覗き込まないと何人いるのかわかりません。
小さな店でにぎやかな感じを出す、秘伝テクニックかもしれません。


このお店においては、魚系ダシ、塩チャーシュー、玉トロをおすすめします。