金髪のちぢれ毛

スカルンの灰鉄輝石を塩酸で洗おうと標本を出してきたら、無色の毛が生えているのに気づきました。
軍手のカスでも、木の破片でもないので、どうやら鉱物のようです。角閃石の仲間かな?
こんなの。きっと山の神様*1の「したのけ」に違いないです。そうに決まってます。


角の取れた柱状の濃緑色結晶は灰鉄輝石。薄汚れた白い板状の結晶集合は風化した方解石です。


ケイ酸塩の繊維は、なかなか面白いです。
最近は石綿が厳しくなったので、そんなのんびりしたことも言ってられなくなりました。

*1:山の神様は基本的には女の神様で、男好きでエッチなの。