分液漏斗
ああ、ジクロロメタンで分液を振れる幸せ♪
分液はやっぱりジクロロメタンでしょ。
なんてったって、有機層が下に来るんだもん。
こんな楽なことはないのではないかと。
最近はジクロロメタンの扱いがうるさくなったので、あまり出来なくなったけど。
クロホフローズン*1もしてないなあ。
この間ヒヤッとしたのが、合成した有機臭化物を水−ヘキサン系で抽出したのですが、下層に有機層が来てました。
濃いジブロミドだったので比重が大きく、ヘキサン溶液だったのにもかかわらず水より比重が大きくなってしまったみたいです。
溶液の粘度の低さに気付かなければ目的物を含む下層の有機層を廃液に放り込んでしまうところでした。
人にはいろいろな価値観があり、幸せのスタイルがあります。
「幸せ」は本当に主観的なもので、自己満足の具現化以外の何者でもありません。
有機水銀試薬を使うことの出来る幸せ、希少レンズを駆使してマクロ写真が撮れる幸せ、新鉱物発見に立会って記載できる幸せ、いろいろ想像できます。
誰にでも幸せを追い求めることができる自由があります。幸せなのが一番だと思います。
もし、現在の状況が幸せから程遠いものであり、具体的な幸せの状況が思い浮かべることが可能で、そこに到達できるかもしれない見込みがあるなら、その青い鳥を捜し求めることは当然の欲求です。
それは抗うことの出来ない、人間の根底から来る欲望です。