やばいよまじで

ある、刺激性の高い試薬を多めに使用し、その後トイレに小用を足しに行ったら、その後一時間ぐらいナニがヒリヒリ。
しょうがないので便器の流水で洗浄し、一時間放置したら解消されました。よかったよかった。
倍ぐらいに腫れちゃったら困りますよね。
先端部だけ倍に腫れたらどうなるんでしょう。
それはそれで興味あるような無いような。


昔、某先生が強いカブレを引き起こすカルボジイミドで同じようにかぶれてひどい目にあったというのを思い出しましたが、時すでに遅すぎました。


ちゃんとゴム手袋して、実験後は手をこまめに洗いましょう。
ただ、こいつはまだましなほうで、ある先生がジアルキルのフェニレンジアミンを使っていて、皮膚に付くとことごとく水脹れになったといってました。
こんなの、粘膜部に付けたら大惨事です。
理研の某先生の経験談では、ある有名な生理活性物質(ものすごく強い血管拡張作用があるそうです)は、ナノグラム単位の接触でも手が真っ赤になるそうです。
粉体のパッケージ作業中の微細な粉塵で、作業者が救急病院送りになったそうで。


生理活性が高すぎるというのは、マジでやばいです。
実験者が目的物が合成できると、とたんに体調を崩して研究できなくなるという話はよく聞きます。
目に見える量では無く、接触をありとあらゆる手法で遮断するように心がけても、作用が出てしまうんだそうです。
やだやだ。