医学博士号謝礼:名大が内部調査 きょうから、総長直轄で
http://mainichi.jp/chubu/newsarchive/news/20071211ddq041040012000c.html
文部教官が謝礼を受け取っているのが慣例化していたとすれば、不正ですから、文科省が黙ってないでしょう。
放置すれば、科研費ストップやら何やらの措置が講じられるはず。
しかし、もしそういう因習があるとすれば、いままで文科省側がまったく知らなかったというのはありえないわけで、なぜ今になってこの問題が急浮上したのでしょうね。
なお、口頭試問の質問内容を知っているからといって、簡単に学位を取れるようなものではないということを付け加えておきます。
高校入試じゃありません。
学位論文を審査に持っていくまでの取得要件が大事なんです。
口頭試問はビシバシ厳しい質問が来ます。
これをすべて論破し、理解させ、研究の意義と結果の重要性を説きます。
質問内容がわかっていても、付け焼刃ではこれは出来ません。
口頭試問が「ディフェンス」と呼ばれるのはそのためです。
こういうお金の授受は「理」「工」ではなさそうですよね。
「金、包まなきゃなんだよ」って耳打ちされたら、「あほか」で終わってしまいます。