解像、解像、また解像

自分の 28mm 玉の解像度チェック。
評価するものは、回折格子
日本分光の 600 line/mm のものです。
やっぱり解像できないです。できるはずないです。
CCD のピクセル的にダメなんですけど、高倍率にしてもファインダーで見えてきません。
顕微鏡レンズでも、焦点距離 16mm ではだめ、10mm, 8mm なら何とか見えてきます。
分解能をどういう定義で見積もるかにもよりますが、並のマクロレンズでは 600 line/mm というのは無理なスペックです。
UMN 28 mm の 600 line/mm という解像度がいかにすごいかを思い知らされる結果となってしまいました。
実際には、UMN のデータは単色光でのデータですので、白色光では設定倍率で良くて 300-400本程度だと予想しています。それにしてもね。


diffraction grating, yellow guy, and clay figure


しかし、プリンちゃんの方がすごいんです。
0.5 倍側で 95mm で 300 line/mm ですから。
あの解像度をフルに使おうとしたら、受光素子の横ピクセルが 15000 は必要です。
今は 4000 弱ですから、完全にオーバースペックですね。
その前に撮影台の振動防止のほうが重要な課題でしょう。


いずれもオーバースペックレンズ。
しかしプリンちゃんには惚れましたね。あのシャープさ。あの色。
もう少し絞りたいけど。