ロウバイ

仕事場の生垣で、強い芳香を放っていたので、一枝貰ってきました。すまんね。


Chimonanthus praecox f. concolor Makino


ロウバイの匂いはいかにもテルペンという感じで、エステルとはだいぶ異なります。
匂いの主成分は borneolで linalool, camphor, cineole などが少量成分のようです。
borneol は以前、写真を出したことがありました。



しかし、borneol の匂いはただただジイちゃんちのタンスの匂いでしかないのですが、ロウバイは本当に芳香です。
絶妙なブレンド比と濃度設定なのでしょうね。
このあたりは、いくら調香の腕が良くても、やっぱり天然のがいいなあ。


(メモ)花の写真は解像が落ちない程度に目いっぱい絞り込んで、科学写真風味仕立てで。
Macro Nikkor 12cm です。
花の写真って難しいね。