まだ出来上がってないんですが、結晶の写真を撮りながら、レンズを換えてアンダー部のトーン描写を見てました。
やっぱりルミナーはすごいです。ホレボレします。
なんで三枚玉にここまでできるのか、って不思議に思います。
三枚ってのは、二色の色消しと球面収差補正をするのには必要最低限の枚数なのです。
マクロニッコールってのは、いろいろな意味ですごくまじめなレンズなんですが、ルミナーにはまた別の誠実さがあり、手抜きがあり、びっくりするようなコントラストと質感描写があります。
撮影条件が少し理想から外れ、ちょっとシビアかなーという条件のとき、簡単に音を上げてしまうレンズと、決して期待を裏切らないレンズがあります。
ルミナーは、後者。
ズマールは同じ条件では、ちょっとがっくりきます。


非常に抽象的で申し訳ないんですが、比べるとはっきり見えてくる性能の差ですね。


なぜわざわざ、ツァイスが逆テッサーにせずにクークトリプレットを貫き通したのか、わかる気がします。
シャープすぎて何が悪い?3倍マクロに重厚さなんていらないっす。