はる - doublet’s diary

仕事でパタパタしていたら啓蟄も過ぎ、さっさか春がやってきてしまいましたので、ちょっとそこまで春を探しに行ってきます。
春は自分で探して楽しむもの。売ったり買ったりしてはいけません。
法律で規制されています。

→行ってきました。

家を出て、信号待ちからゆっくり加速すると、いきなり交機に止められました。
「シートベルトしてないでしょ？」だそうです。
「うん。してないけどそれが？」
それで誘導です。いやんなっちゃうなあもう。

こんな法律作るなよ。おせっかいもはなはだしいです。
私はね、スピードが 80km/h を過ぎたら、誰が何と言おうとシートベルトしますよ。
運動エネルギーと位置エネルギーは速度依存。前者は速度の二乗で相手を殺し、後者は速度に線形に自分を殺します。
危険度もそれに応じて増します。低速でシートベルトしろってのは変です。
私の中の閾値は 80km/h。
自分だからいいのです。そのかわり私の車に乗る人はきちんとさせますけど。
低速でも、例えば玉山神社まで車で上がるような時は、きちんとシートベルトします。
車が転がったらたいへんですもん。

でもね、「シートベルトしろ」とか、「道交法守れ」とかそういうお説教はないのです。
ただキップ切るだけ。
これは交機の年度内ノルマ達成活動のようですね。

で、そんなこんなでキップを切られていると、すぐ横を爆音で珍走団が通り過ぎました。

これはスルーみたいです。
「ああいう集団での危険走行と爆音と整備不良はいいんかね？」と私が聞くと、交機は
「彼らはスピード出してるから急には止められないんだよ。こっちもイヤだし」といいました。
私は安全運転＋エコドライブを心がけてますから、信号からのスタートはゆっくりとアクセルを踏みます。
だから、警察も視認しやすいし、止めやすいのです。
珍走団はバイクでスタートダッシュが早く、しかもスピードを出すので、止められないのです。
停止命令で事故を起こすと責任問題になりますし、荒くれ者の相手は警察もイヤで、一般人のキップを切るほうが楽なようです。
すぐに、おじいさんとおばあさんの乗っているカローラも誘導されてきました。やはりシートベルト。
以前ならこういうのは食ってかかったのですが、バカらしいし自分への損失もバカにならないので、「早く書いてね。時間の無駄だから」と言って急かせます。
最後に、「今日はいいことした。あんたのノルマに近づいたでしょ？」と言って車に乗ります。
もちろんシートベルトはしません。
オレも丸くなったもんだ。