なんにもないなんにもない、まったくなんにもない

朝から、緻密石英脈の追っかけ。文献記載の脈は四条。
一つは林道脇にあり、傾斜のきついクーロワールを無理矢理登るが、足首の調子がわるく苦戦。
何度か落ちそうに。
しかも、上から落石バラバラ。
れっか(なぜか変換されない)の水晶をポケットに入れて退散。
坑道が残っていて、坑口は半分落ちてますが、まだ入れます。
DSC_0236
光が入るところは、コケパラダイスなんです。いつも思うんですが、このコケには珍しいのが混じっているような気がします。
内水は酸性でしょうから。


坑道でコウモリと遊び、撮影。あいつらいろいろ啼きます。
坑内が好き♪
DSC_0234


二つ目は沢の中程。金っ気がちょっとあるけど、不毛石英脈にはかわりなし。


みっつめは、横の沢の奥。
地主に聞いたら、「電線泥棒が仲間の死体をうめたところで、地元民もあまり行きたがらないところ」だそうな。
この木の根元です。警察が掘り返したんだそうです。
DSC_0255


案内を頼みますが、あまりに地形が急峻で、今の足首では無理。
最近、校長先生がゼンマイ採りで落ちて死んだそうです。
しょうがないので、地主に教わって、山菜を採って下りてきました。
地元民が木の芽と言うミツバアケビの新芽、コシアブラ、ウド、コゴミ、フキなど。
コシアブラ。ウルシと間違えないようにね。
DSC_0265


おひたしにして食べてみます。採りたてはうまいな!
DSC_0257


温泉で湯治。
温泉のロビーで、ずっと「オークションハウス」を読んでいました。