東北大大学院生が自殺…博士論文、2年連続受け取り拒否され

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090513-OYT1T00525.htm?from=top

 大学院生は2007年12月、博士論文の草稿を事前提出したが、准教授は大学院生と十分に議論せず受け取りを拒否。准教授は06年11月ごろにも、論文提出を延期するように指示しており、大学院生は2年連続で博士号の取得に失敗した。


 調査は、残された論文草稿やデータを見る限り、大学院生の研究は博士論文の審査水準に到達していたと判断。准教授が、具体的な指示を与えず、適切な指導を行わなかった結果、大学院生は学位取得や将来に希望を抱けなくなり、自殺に至ったと結論づけた。准教授は、08年1月に科学誌から大学院生の論文が掲載を拒否され、書き直しが必要になった際も、適切な指導を行わなかった。准教授は調査に「論文提出の直前までデータ整理に追われており、時間がかかると判断したが、指導に不適切な点があった」と話したという。


辞職したということは、なんらかの指導上の問題点があり、それが処罰の対象となりえることを件の准教授が充分把握していたということでしょうか。
「足の裏の米粒」を取るのと自分の命とを秤にかけるのはやめましょう。