たび

久しぶりにシャワークライムしようと思ったんですが、フェルト靴が実家に預けてあるのをすっかり忘れてました。
しょうがないので、力王たびを久しぶりに近所で購入し、履いてみました。
沢の滑り度に応じて、1.フェルト靴、2.たび、3.たび+ビニールわらじ、4.たび+藁のわらじ とオヤジに20年以上前に教わった記憶があります。
初めて沢登りに連れて行かされたのはヒツゴー沢でした。入門コースですね。


が、しかし、オヤジはもう死ぬまで沢登りができる日はやってこないでしょう。
そんな体力はありません。
この間オヤジとオフクロと三人で登った、小さな低山が、オヤジとの最後の山行になるのかもしれません。


オヤジには、葬式は密葬で、骨は焼いたら上越国境に半分ずつ撒いてくれ、と頼まれています。
喪主はアニキに任せますが、散骨は私がしましょう*1


ザイル張って泳ぎながら渡渉したり、沢の水でコーヒーいれて飲んだり。
ビバーク、足場の崩落、フリークライミング山スキー
なつかしい日々が思い出されます。


今度は、私一人で山を彷徨する番がやってきました。

*1:法律上、地上への散骨は認められていないので、コッソリ撒きます。