自称〜

自称プロサーファーってのが、あやしく私の心の琴線を奏でます。
たぶん、調書を取るときに記載欄があって、そこに自己申告職業を書くのでしょう。
じゃあ、自称ならなんでもいいわけだな!


自称「北斗神拳正統後継者」でもいいわけだし
自称「ラピュタ王国次期国王」でもいいのだ!
・・・一応、職業のようなものでないとまずいか。
自称「オールドマクロレンズ愛好家」は、食っていけないのでボツ。
自称「ちいさいものの写真家」とか?
自称「鉱物標本商」はアリだな。


二足のわらじをはいてる人はいますよね。仕事関係と趣味関係で2つ名刺を持っている人は多いです。


昔、新田次郎が肩書きの話になったときに、「山岳」小説家などのように、職業の前に細目が付くようでは半人前だって言ってました。
まあ、主張はわからなくもないけど、今のご時世で完全カバーって難しいのよね。
こころざしは高く持て、ってことなのかな?
ほら、写真家でも、「ネイチャーフォトグラファー」もいれば、「昆虫写真家」「花写真家」「報道写真家」「ポートレート写真家」、いっぱいいるでしょ?
ホントにそういう細目なく、かつ衒いもなく「写真家」って肩書きにするのは大変なのかな?よくわからん。
絞り込んだら専門馬鹿にはなるけど理解も手法も深くなるから、広く浅くの人よりすごいよ、ってことなのかしら。


学問の畑の人は、自分が分野のどの位置にいて、かつすべての人の枝葉が集まって大きな幹になっているのをよく知ってるから、「化学屋」「物理屋」って言えるけどね。専門の人同士だと畑を教え合うために「光化学屋」「構造有機屋」「計算屋」「材料屋」とかって話になるけど(ちなみに、研究者の名刺には、在職機関と役職と学位を書きますが、職業名は書きません)。
そうはめったに「科学者」って肩書きは使わないなぁ・・・
ましてや「哲学者*1」なんて・・・


( ゚д゚)ハッ!そういうことか!


名刺に職業名「科学者」を入れるのはいいかもしれない(笑)。どうですかマジで。
私は自称「名刺不要論者」なので、たぶんしないんですけれども。

*1:科学は哲学の一領域です。