Purification of Laboratory Chemicals

第6版が出たので購入。今まで2版を使っていたんですが、だいぶ増えましたね。
この本の最初のところに、精製の実験技術と手法についてのまとめがあります。
これが大変よく書けていて、実験をはじめる若い人の英語と化学の勉強には大変いいんじゃないか、と思いますです。
輪読してもよろしくてよ。

Purification of Laboratory Chemicals, Sixth Edition

Purification of Laboratory Chemicals, Sixth Edition


有機の研究室には必ずある本ですが、主要な有機および無機試薬の精製法が書かれております。
結晶化実験の溶媒選択などは、これがよいでしょう。
これで鍛えれば、どんな溶媒を再結晶に用いればよいか、という溶媒選択の勘が身に付きます。
逆に、売られている試薬の精製すらできなければ、合成した新規化合物の相手はできませんよ。