偏光顕微鏡写真

現在でも購入可能な秋山氏の作品第3弾。
ミクロコスモスが届きました。

ミクロ・コスモス―Designs and Patterns

ミクロ・コスモス―Designs and Patterns

液晶がいい感じ。大判で液晶の偏光顕微鏡写真を撮る人は少ないです。

当初はデザイン関係の人たちでさえ、興味は示しても、何に使うのか、道楽かと問いかけてくることが多かった。しかし今、これらの写真は、カレンダー、PR誌、パンフレット、本の装丁など様々な印刷物に、また、パッケージ、テレビCM、額装、大型陶板、テキスタイルなど、身近な所で広く使われるようになった。自然そのものを写しとったこれらの写真は、これからも広く使われる可能性を十分に持っている、と私は確信している。

純科学の用途では、儲からないんですよね。
科学を削り落としてアートにしたら、当たれば売れるかも。
難しいところ。霞を食べて生きられるわけではない。


でも、「なんで?」という疑問にお答えするのは大事なこと。
わかっているのとわかっていないのとでは、写真の撮り方が大きく違ってきます。
ただ、それをはっきりわかるのは、一部の「わかっている人」だけなんだよな。
一部の「わかる人」相手の写真にすると、売れなくなっちゃうかも。ああこれはジレンマだ。