そんなに、あわてさせないでくれよ

ノートPCを買おうとヤマダ電気に行きましたが、みんな窓七のマシンで、逃げてきました。


PCの世界は日進月歩。今や外付けハードディスクは1テラは当たり前。
ついこの間まで、80MBのハードディスクを、研究室のみんなで使っていたのが、夢のようです。
時間も道具もみんな使い捨て。新しいものを作って上市しなければメーカーはやっていけませんが、耐用年数の小さい、作り込まれてないモデルばかり。
修理なんか頼んだら変人扱い。
みんな自転車操業。刹那でチープで陳腐。
本もそう。二十年して読み返せる本は少ないでしょう。



オレのようなおじさんにはついていけないよ。



キヤノンF-1は、10年メジャーなモデルチェンジをしない、とキヤノンが豪語したフラッグシップモデルです。
そして、キヤノンはホントにそうしたんです。ついこの間。
あっという間に、そういう風潮は消えましたね。
もはやプロ用モデルでも10年経てば陳腐化します。
つまりは、今の技術はそのぐらい練られていない、危ういものなのでしょう。
足元をすくわれるのはやだよな。


地質年代を考えれば、10年なんてとるに足らないじかんなんですが。
ヒトという生物種が、急速に絶滅に向かっているという事実の顕れとみても、間違ってないだろうよ。