八重山で水晶拾い

doublet2010-05-13

今日も水晶掘り。
西表島の銅を掘った跡をマジマジと見てないので確定できないのですが、ここは日本最南端の水晶産地。


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熱帯のジャングルに入ります。


Ishigaki island


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ハブ怖いです。
八重山のハブは本島および奄美周辺のそれに比べて毒性が低いため、死には至らないとはいいますが。
ひやひやします。


よくみると、沢の砂に水晶が混じっていて、拾えます。
が、そんなにたいしたことないです。
崩落土砂に混じったペグマタイト性の水晶です。
かなり長時間、流された感じ。


露出には、ペグマタイトが見えます。ピンク長石に煙水晶です。
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とにかく生物相が本州と異なります。ヘゴやヤエヤマヤシが目立ちます。


下の写真はヘゴの若葉です。とにかく巨大なゼンマイです。
グルグルのサイズが握りこぶしぐらいあります。
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「これが食べられたら、沖縄山菜界のセンセーションよね」とか思ってたんですが、


食べられるらしいです。


なんと、これを食べると、初めての人はダイコンと勘違いするらしいです。
なんですかそれ。

「西表の祖納などの古い集落では、一年に一度、節祭という大きなお祭りをします。その時、お客さんを迎える料理にヘゴを使うんです。はじめて食べる人はダイコンだと思うんですが、違うんです。昔はヤマダイコンとも言ってました。ゆがいて、薄味をつけて食べます」



盛口満「西表島の巨大なマメと不思議な歌」p98、どうぶつ社(2004)


見たことない虫が多く、面白いです。



アダンと、小笠原で言うタコノキってどうちがうのよ?
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てな感じで、ほとんど何も採集できなかったんですが、面白かったです。