丹沢の鉄鉱山跡を探す
早起きして、ねぼさんと西丹沢へ。
場所は白石の滝の周辺。
「鉱物採集フィールドガイド」に書かれていた、白石の滝のスカルン鉱物の露頭のそばにあったとされる、鉄鉱山の跡。
以前、林道でキレイなアンドラダイトの付いた磁鉄鉱の転石を拾ったことがあるので、見つけ出してみたい。
天気は霧雨。あまり良くないが、ざあざあでもない。
散歩しながら、白石の大滝に向かう。
途中で見つけたツチグリ。かわいいね。胞子さらさら。
例の看板の上を探す。上に段があって、明らかに人が切り開いた跡があるんだけど、範囲が狭すぎる。探鉱にしても。
磁鉄鉱を多く含む貯鉱らしいものが木の下にある。
孔雀石がその隙間に入っているので、銅も含んでいるらしい。
昔、鉄を掘ったとされる場所はココ。
でも、掘り跡がよくわからない。
磁鉄鉱が落ちてる。
ヒルが一匹いたので、叩き殺す。
ほとんどいないけど、ちょこっとはいるみたいね。
もしかすると、別のところを掘り、索道で下ろしていたのかな・・・
対岸を探す。
ホントに、ココ降りるの?ひゃー。
こういう、方解石に埋まってるのが、ベスブ石のキレイな結晶。
なかなか可愛い。何個か落ちてるのを拾って帰ろう。
露頭にケーブル発見!索道用かなぁ?
滝の真下にも、ケーブルが落ちてる。
もしかすると、滝の向こうまで索道を掛けてた?・・・いやまさかね。
対岸の転石を見ても、滝の上を見ても、それらしい雰囲気がない。
わからん・・・。敗退。
途中、ねぼすけが滑落しそうになったので、崖にペッタリ四点支持で張り付いているねぼすけの首根っこと股をつかんで引き上げた。
その前に、「足場が悪いから待ってなさい」と言ったのだけれど。
ヒヤッとする。
丹沢をなめちゃダメよ。