もうだめです。

doublet2004-11-15

くたくたになったので、とりあえず家に帰ってきた。
4時間ほど仮眠して、慌てて起きて書類を書くつもり。
うーん。いつになったら終わるのか。


車から荷物を下ろしたら、駐車場に水晶が転がっていた。
自分の収穫がこぼれ落ちたのだろう。
新潟のものかな。きれい。


あー。だめだ。思考回路がうにょろうにょろしている。
ぐるんぐるんとしてきた。
もう寝ます。おやすみなさい。

熊グッズのお店


http://outback.cup.com/index.japanese.html


熊の多い山に入る人向け。
カミさんにスプレーを買ってもらおうかな。

Kさんはいっぱいいる


Kさんの首切り動画がしばらく出回っている。
へんなリンクを辿ってたら行き着いてしまった。
それを見てふと考えた。
彼のした事については、いまさらここではうんぬん言わないが、ああいった
タイプの人にたまに出会うことがある。
自分の目でなんでも見てみたいタイプだろう。


いわゆる先進国でない国の安いドミ*1で、夜、みんなで酒を飲んで、情報交換する。
すると、近隣の国の情報がいろいろ集まってくる。
ホンジュラスは今、治安が悪い。道端に人の死体がいっぱい転がっているよ」とか、いろいろ。
それを聞いて、じゃあ、ちょっと見てくるかな、とか言ってみたりする。
そんな旅行のスタイルもある*2
彼の行動を肯定はできないのだが、頭から否定する気もない。
旅行なんてそんなものだ。
彼は、「外国人、特に日本人が、今、あそこに行くとどうなるか」の読みが甘かっただけだろう。


英語圏の観光パックについて回るだけが旅行じゃないです。
外務省の渡航情報がすべてじゃないです。

本日の写真

本日の写真は微小 paratacamite のダマ。沖縄産。ダマの大きさは3mm内外。
緑色透明の結晶集合体。
珊瑚礁のドロップオフの上にある露頭から転げ落ちてきたもの。
「海岸だから、塩素が入っているかも」と、調べてみたら、paratacamite でした。
良標本ではありませんが、青い海の思い出が詰まっています。
また行きたい。


追記)Cu の Oxychloride
今日の写真の paratacamite は銅のオキシ塩化物ですが、同じ成分で多形が4つあります。
もっともありふれているのが atacamite、次に paratacamite がきます。
レア種だと botallackite。これは goito さんのブログに写真入りであります。いい標本ですね。
 
http://d.hatena.ne.jp/goito-mineral/20041115

もっともレアなのは clinoatacamite (日本名を付けるとしたら、斜アタカマ石って感じになるのかな*3
なんですが、これはたぶん日本では見つかっていません。
イタリアのエルバ島の記載がありますので、海岸沿いでもできそうな感じですが。
やはりモノクリの多形なんですが、結晶構造からシミュレーションしたパウダーのパターンを
見ると、前3者とも多少違うので、いればわかりそうなものなのですが。
できるときの pH や温度、イオン濃度、共存イオンで多形がでるのでしょう。
海岸に転がっている銅のシミをじっくりと調べると、最後の clinoatacamite が日本でも見つかるかも?


最近は低温の磁気的性質でこれらを調べてる科学者が国外に何グループかあります。

*1:ドミトリー。部屋を一緒に使う安宿。とりあえず夜はみんなで酒を飲むことになっている(本当か?)。珈琲で済ますのは無粋というもの。回教徒でもぐでんぐでんに酔ってたりする(いいのかそれで?)。

*2:なぜか文系の学生さんのことが多いんだよね。しかも早稲田。なぜだろう?理系だと卒論が忙しいからかな?

*3:いまだと「単斜アタカマ石」かも