分析機器納入

納入立ち会い


分析機器の納入に立ち会った。
といっても、分析用の液クロに UV と RI を付けただけなんだけど。
やっぱ RI は感度低いわ。
でも、UV 吸収のないものはほかに検出しようがないし。
ベースラインうねりまくり。
まあ、こんなもんでしょ。

なぜか、好みが一致する、あのアルバム


んで、帰りに Denny Zeitlin を聴きながらドライブ。
この人は無名なジャズピアノ弾きで、精神科医が本業だそうだ。
ウィンダムヒルレーベルのピアニストでは売れていない方だろう。
音の使い方、メロディラインの展開、インプロビり方がいかにも
科学者っぽいなあ、という感じがする。
これが、ジーン・ハリスだとかなり違うだろう。


この間、知人と話しているときに話題に上がったのだが、
頭脳労働者好みの音というものがあるらしい。
たとえば、パット・メセニーなんかも科学者の支持率が高い。
なぜだろう。
オレは古賀政男でもいいと思うんだけどね。


音楽の好きな科学者が楽器をすると、なかなか興味深いことをする。
特に理論科学。
物理学者のファインマンはドラムが大好きで、ファインマン物理学の
裏表紙にもドラムを叩く写真が載っている。
彼がフリジデイラ*1を叩く話や
ドラムの話がエッセイに収録されているが、彼は考えられるリズムの組み合わせすべてを
試したりしたようだ。もちろん一小節に入るリズムなんて星のようにある。
なんともファインマンらしい話ではないか。


で、最後は soul が足りないと評価されてしまうのがオチ。

明日の予定

明日は、チャキチャキ仕事を終わらせて、石掘りに行こう。
予定地は、規模は極小だが品位の高かった(といわれる)銅鉱山。
地元の話では、昔は大きな結晶鉱物や六方石が出たと言う。
しかし、資料が手に入らなかった。
よく探したが、軽い説明が1ページのみ。
脈平均の銅品位が12%ってあるので、露頭か引立にたどり着ければ、
それなりのものがあってもおかしくはない。
しかも晶洞がよく発達するとあるし。
開発が不十分ともある。
期待だけは膨らんでしまう。


おっしゃ!!頑張るぞ。

*1:小さなフライパンのような楽器