ぼーっと考える。


DNA の鑑定をしているのに、向こうは信用してくれない。
そう簡単に間違える手法ではない。
それでふと思ったが、日本は科学技術至上主義の人が本当に多いな。
宗教も、思想も、すべて科学が凌駕できる。
哲学の上に科学が成り立っているので、科学に哲学が多いのは
当然なのだが、宗教を越えるのは並大抵のことではない。


至上主義の典型は大槻さんだが、あの人はテレビではわざとそういうキャラクターを
作り上げているのであって、物理の研究者は普通、もうちょっと頭が柔軟だ。
彼がしばらく編集長をしていた物理の雑誌で、トンデモ科学を
検証する企画が以前あったが、あれは面白かった。
もっとやれ。
悪徳業者をとっちめろ。
完膚無きまでに叩きのめせ。


話がずれたが、科学の極度な進歩は似非科学の発展を促すのだろうか。
わかりづらいもんねえ。
科学者でさえ他分野の科学の話はなかなかわからないのに、
一般のお年寄りには荷が重すぎる。
幸福になる壺の方がわかりやすい。手に取れるし。
若者でも、DNA 鑑定を信じつつ、パワーストーンも信じているというこの矛盾。


八百万の神の中に、キリストも弁財天も十二さまも空海野口英世本田宗一郎もいるような気がして。


おお、大失敗。


グローブボックスの中でヤングのコック付き容器に入ったサンプルを割っちまった。
原因はプラグの締め付けすぎ。
K野ほどではないとはいえ、ヤングも割れるので要注意。
どうも、以前のプラグのテフロン O リングと、新しいもののそれは太さが違うらしい。
前の感覚で締めると割れる。しかも一番大事なヤツが。
前のプラグが余っているようなら、前のを新しい胴に刺した方が無難。
ユーザーはちょっと注意してみて。でないと泣きを見るよ。

今日の写真


今日の写真は日曜日の金鉱山の坑口。
ちょうど肩幅が入るぐらいまで取り開けたところ。


週末の予定


先週の金山に行くか、銅の二次鉱物探しに古い鉱山跡を周遊予定。
先週の金山なら、坑口を完全に取り開けて、ケービングロープで奥まで入るつもり。
肉眼金がダメなら、べっぴん紫水晶クラスター狙いだ。
その後、何事も無かったかのように坑口をふさいでしまう(穴の開けっ放しは、地元に歓迎されないので)。
という計画です。遊ばせてくれー。文挟クレー。