合併に伴う新行政区画名


明治年間に、群馬の草津の奥に「六合村」ってのができたときも変な語呂合わせにみんながとまどったと聞いている。
「くにむら」って読む。
古事記からとった当て文字だそうだ。「天地と、四方をあわせてくにとする」という言葉らしい。
入山・小雨・太子・日影・赤岩・生須の六つの村の合併で、六つ合わさるので「六合村」で、「くにむら」と読ませる。
知らなきゃ読めない地名のひとつ。
石が好きな人なら、輝沸石、コベリンと群馬鉄山でご存じなのではないかと思う。
まあ、しゃれているとも言えなくもない。ひどいこじつけだとも言えるけど。
南セントレア市」よりはまし。


合併で、いままでなじみのある古い地名が無くなってしまうのはひどく寂しい。