大学院改革 設置基準緩和、定員を4倍増に

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050507k0000e040070000c.html


間口が広いのはいいことだ。

政府は高齢者が大学院で技能教育などを学ぶことができれば、定年後の再就職促進につながると判断した。失業者が新たな職業能力を身につけ、別の業種に挑戦しやすくなることも期待している。


ここの判断基準がよくわからない。
日本の企業が、(一部の理解ある企業を除き)大学院在籍をキャリアとしてほとんど重要視していないという現実を軽く考えすぎてるんじゃないのか?


修士・博士の安売り(文科省の言う質の低下)につながらないことを切実に望む。


欧米の大学院のシステムを真似したいなら、大学院の教官が、(雑用に邪魔されずに)自分の研究ができる時間をきちんと保証するところからはじめてほしい。