つまらないものですが

写真は石膏(セッコウ)。
月曜日に拾ってきたもの。
雨の当たらない坑道や崖の下に二次的に生成する鉱物。
硫化鉱物が加水分解されて硫酸を作り、これが岩石中のカルシウムを
溶かしだして生成したもので、成分は硫酸カルシウム二水和物。
どこにでもあるものだけど、いつも拾ってきてしまう。
よく見ると、単斜晶系の無色透明の結晶が見える。



もうちょっと穴の中の湿気が少ないと、水に溶解する硫酸塩が析出してくる。
ミラビル石(硫酸ナトリウム)、舎利塩(硫酸マグネシウム)など。
ミラビル石は、夏場はジメッとしていて冬場は乾き気味の穴でよく見つかる。
大谷などは典型。