雪見大福

この間、高速をドライブする前にセブンイレブンに寄り、ジュース類を買い込んだら、店員さんがくじを引けという。
くじを引いたら、店員さんがオレの手からくじを奪い取り、雪見大福9個入りの箱を持ってきた。


「げ!雪見大福!」


オレはこれが苦手だ。
受け取ってはみたものの、これから長距離ドライブに行くので、冷蔵庫に入れるわけにもいかない。
ほっとくと融けるので、いやいやながらひとつ飲み込む。


「ごえっ。」


うーむ。おいしくない。
おいしくないけど、食べないともったいない。
とりあえず放置していたら、小籠包みたいになった。
内部に液状のアイスが入っている。
これは融ける前よりおいしくない。


そーっとつまみあげて、ひとつひとつ飲み込んだ。
五時間かけて、全部飲んだ。
拷問に近いよねえ*1
雪見大福の好きな人にはわかってもらえないと思う。

*1:三年ぐらい前、石採りに行った先で、納豆おやきを食べさせられた。あれもがんばったけどダメだった。納豆ファシズムは本当につらい。納豆好きの人は「体にいいんだから」と呪文のように納豆苦手人を責める。最近の研究結果では納豆が必ずしも体に良いとは限らないということがわかったらしく、反撃材料ができてやや嬉しい。