前回のカラミ山の写真を再掲載。
![f:id:doublet:20051105130124j:image f:id:doublet:20051105130124j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/doublet/20051105/20051105130124.jpg)
60年近く、このままになっている。
銅を鉱山から掘って使うというのは、つまりこういうこと。
このカラミにも、ズリ石にも多くの銅が含まれている。
一部は水に溶け出しているだろう。
まったく環境に負荷をかけずに地下資源を利用するのは難しい。
充填採掘法という方法もあるが、どうしても坑内水の問題は残る。
多くの休止鉱山が、坑内水の問題で頭を悩ませている。
これらは次世代の人間にとっては、負の遺産でしかない。
現代人は銅という元素がなければ生活できない。
環境低負荷型の地下資源の利用が切に望まれる。