悲しい色やね


僕はとても不幸な星の下に生まれてきたんだ。
僕は、いらない子供なんだ。
僕は、どこに行ったらいいんだろう?

私のいるのはここじゃない、
私の心はもうここにいない
寂しい野山を歩いている
旅人はそそくさと草鞋をはいて
自分の心を追っかけるように
その家をあとにした
旅人はまた旅をしていった
また別の灯の見えるまで
何という寂しいことだろう
彼はとどまることもなく旅をしていった
この旅人は誰だと思う
彼は今でもそこら中にいる
そこら中に一ぱいいる
君達も大きくなると
一人一人が旅をしなきゃならない
旅人にならなきゃならない