朝から実験。日曜なので、人に邪魔されずに自分の実験ができるぞ。
実験の合間に論文書き。
旧 teXsan のデータが CrystalStructure で開けない。
なんだこりゃ。(株)リガクさん。まじめに互換性を持たせてください。
新しいソフトウェアに切り替えたのなら、古いデータを使えるようにしてね。


ガラス細工して、シュレンク管を二本作成。


後輩に頼まれていたガラスフィルターの詰まりを溶かす。
むちゃくちゃ濃い水酸化カリウムの濃厚水溶液(水100gに水酸化カリウムを150g放り込む)を作成し、これの熱溶液にガラス器具を漬けておく。
待つこと3時間、フィルターの詰まりが回復した。
これにしばらく水を流し、1%フッ化水素酸溶液200mlを通してさらに洗浄。
これで終了。


ついでなので、DIY ショップに行って、塩ビ板と接着剤、45リットルペールを購入。
前者は手作りスターラー用。後者は苛性アルカリの IPA 溶液で洗浄液を作るためのもの。
手作りスターラーは、オリエンタルモータの交流モータで製作中。
交流モータ、コンデンサ、コントローラ、磁石とボリュームで簡単にできる。
起動トルクが小さく、スロースタート、スローストップ機能付きの優れもの。もちろん完全密閉。
さっそく次のスターラーを設計しよう。
次はテフロン天板、10Wモータで、トルクが欲しい。
磁石はでかいネオジで、史上最強の密閉型マグネチックスターラーにしたいな。
これ以上モータの出力をあげると、モータがすごく熱を持つので、このくらいが限界かと。
ギアボックスを組み込めばトルクは確保できるだろうけど。値段がね。
予算上限一万円で、なんとかいいものができるといいな。


ジャッキに蛇腹を付けて、ジャッキの中にマグネチックスターラーを組み込むと便利そうだ。
ジャッキの中の空間に、スターラーの機構が放り込めれば、フラスコ下の空間にゆとりが大きく取れる。
ただし、空間中央にノブのネジが鎮座しているので、こいつをどかさないとダメなんだろうな。