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女子学生さんが紫色の石のペンダントヘッドを付けているのを見て
オレ「いい色だね。紫水晶?」
学生さん「いいえ。フローライトです」
オレ「蛍石?それはマニアな。どこで買ったの?」
学生さん「○○○です。結構しました」
オレ「ああ、ぼったくられてるんだよ。他の石もあっただろ?」
学生さん「水晶なんかもありましたが、高くて」
オレ「そういう水晶は、山に行けばあるところにはあるぞ。この間リュック一杯掘り出してきた」
学生さん「えー。そんなにあるんですか」
オレ「そうそう。すごくきれいなのもある。買うのもいいが、自分で拾いに行くのも面白い」
学生さん「行きたいです。行きたい行きたい。今度連れて行ってください」
オレ「連れてってもいいが山奥だし、場所を教えるので、オレと行くより彼氏に連れてってもらえ」
学生さん「彼氏いないんですよ。ずっと女子高だったし。いい人がいたら紹介してください」
オレ「ヤツ(別の学生)なんかどうだ。ぶきっちょだけど誠実だし。わりといいと思うぞ」
(さしさわりがあるので、以下略)
という感じでなぜか恋愛仲介をしていた。
拒絶されるのは怖い。何度体験してもいやなものだ。
いろいろなやり方でその恐怖心を抑えるしかない。
オレにはそのアドバイスはできない。それはひどく個人的な問題だ。
がんばれよ。