昨日の回答

昨日のガラス器具の答え「ペンレコーダーのペン」。
30年前までは、ペンレコーダーのペンは、ガラス製だった。
ガラスのインク壺に毛細管が縦封入してあり、これが曲がって、先に細い金属管が封入してある。
縦封入横の供給口からインクを入れると、毛細管現象でインクが吸い上げられ、金属管にインクが送られる。
壊れやすく、ペン先の金属管がすごくよく詰まるので、廃れてしまったようだ。


よくできている。
これだけ小さいと、機械で作るのは難しい。
たぶん、町工場の職人さんが手作りで作るものなんだろうな。
量も必要ないだろうし。