徹夜で回折実験して、解析してみると、R は 3% 台まで落ちるのですが、data completeness が 0.92 と低くて cifcheck でアラート A が出ます。

profit でデータ処理しているので、観測されない反射を除外しているのではなく、結局は軸立ての問題のようです。
これはこの種の一軸回転回折計に付き物の問題で、トリクリはまじめに指数付けの際に軸立てを見てやればよかったのですが・・・
あーあ、また取り直しか。ぶつぶつ。
二日も*1かかるんですよね。この結晶は。
次は板状結晶を寝せて回折実験します。そうします。
マシンタイムの問題でまた次に測定者が入っていると連続で測定できないのがつらいです。
一日で測定が終わるのはうまくいくケースだけです。

*1:それでも四軸で一週間もかかってげんなりしていた頃よりましですかね。でも、再マウントして回折実験しなおさなけりゃならないってひどすぎます。結晶が一つしかなくて、アニールしたら死んじゃう結晶はどうしたらいいのか・・・。そもそも IUCr の data completeness が 0.95 ってのは厳しすぎます。45度アタッチメントを買うしかないのかな。