想定外

誰かさんの台詞を借りて、事故が起こるたびに「想定外」ってみんなは言うけど、科学技術は誰もしたことの無い未知の領域を理解し、荒馬を乗りこなすように開拓する仕事だから、「想定外」は当たり前なんですよね。
実験はほとんどが大なり小なりの「想定外」です。
そこでもやっぱり最大限のリスク評価をしなくちゃならんでしょ。
それを越すのはやはり見積もりが甘いということで、リスクレベルを上げなきゃならない。
問題は、事故や失敗が最悪の規模で起こった場合、それをどの程度受け入れ可能かなんですが・・・
最大の事故レベルでの被害が、容認できる状態をはるかに上回る場合は、技術や手段・手法に問題があることになります。
針の穴を通すような確率の事故を、限りなく0に近づけていく因子として重要なのは、マニュアルによる管理よりも、システムの骨子や現場の経験と知恵だったりするんですよ。