伊野辺(イノベ)家の1日

ニュースじゃなくて、首相官邸のHPからです。
ちょっと長いんですが、イノベーション25の物語風目標らしいです。
お時間があったら、ちょっと読んでみてください。
まあ、近未来(夢)物語なんですが。

この「伊野辺家の1日」は、中間とりまとめ本編の「Ⅳ.イノベーションで拓く2025年の日本」(p.37〜p.50)を基に、約20年後の家庭の風景をイメージするものとして、物語風にとりまとめたものである。

http://www.kantei.go.jp/jp/innovation/chukan/inobeke.html


ここまであと20年足らずで持っていく、と。
いけそうなところもあれば、厳しいところも。
生活格差も、しんどい徒弟制のモノつくりもなく、土のにおいも、走っているより壊れている時のほうが多いポンコツ車もなく、窓際族も、家内制手工業のマンガ描きもなく。
これみて、「センサ屋が儲かるなあ」、と思いましたね。


http://sanae.gr.jp/daijinWeekly/daijinWeekly_contents.html?MID=26

【闘え、日本!〜国民とともに勝ち取る未来〜】

 「イノベーション25」は、決して遠い未来の「夢物語」ではないのだ。単なる「未来予測」でもない。ロードマップが完成する今夏から20年近い年月をかけて、日本国民と政府が力を合わせて「着実に創っていく日本の未来」である。
 そんな気概を持って、黒川座長をはじめ戦略会議委員の皆様や特命室のスタッフとともに、第二段階の作業に着手したいと張り切っている。


私が2025年までもし生きていたら、おそらくその頃も、暗く汚いがらくただらけの実験室で汗をかきながらガラス細工をして、三口フラスコの前で頬杖をつきながら合成反応のさじ加減を楽しんでいるでしょう*1
実験ノートはもちろん紙とボールペンだし。
古くさいヤツだと思われるでしょうが、私にとっての「命より大事な人間の尊厳」はそこですから。


船頭がそういう計画を立てれば、ロードマップにしたがって私もそれに追従しなければならないのですが、不満は二つ。
科学技術基本計画、特に第2期はどのように成功して、どのような点で大きくつまづいたのか。まずはそこを充分に評価し、反省できるとことから反省しないと。
志は良かったんだから。あれは。
モノを作るという観点では、生産コストはもう中国には絶対太刀打ちできないんだから、アイデアと洗練された技術勝負だってのに、それをぜんっぜんサポートできてないので、この点を何とかして欲しいですね。
ドイツのマエストロ制を手放しで受け入れるわけではありませんが、ああいうのはいいですよね。

*1:私が20年後に欲しいのは、高性能で安価なガマ探知機と、そこそこの山河でも走破できる壊れづらい車ですかね。