外来種

オガサワラゼミを食べるグリーンアノール
http://ogatour.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_cbf7.html


父島のいたるところにいるアノールトカゲですが、駆除以外方法が無いと思います。

かわいそうですが。
端から捕まえて殺していって、実効が出るかどうか。
それ以外にも、ヤギ、ネコ、アフリカマイマイ、シロアリなど、他所から来て大繁殖したものに困らされることしばしば。
彼らは当たり前の営みしかしていませんが、それを受け入れるキャパシティー島嶼の生態系にはありません。
一番たちの悪いのは「ヒト」でしょうね。
マムシを放した人がいるという噂を7年ほど前に聞きましたが、勘弁して欲しいです。
マムシがアノールを喰ってくれると思ったのでしょうか?
奄美ではハブ対策にマングースを放って、それがハブを取らずにアマミノクロウサギを食べてしまい、今度はマングース駆除をしています。
それと同じ思いをしますよ。
この間、戦前の小笠原の絵葉書サイズ写真集をじっくり見る機会がありました。
大村から境浦までが、今とぜんっぜん違うんですね。
「どこのポリネシアよ?」って感じです。
沖縄の離島は琉球王国を髣髴させますが、小笠原はやはり南太平洋の色合いが濃くて好きです。

いつかまた、行ける日が来ますように。