春がそこまで遠征に来ていました

id:SoY さんの超カリカリな写真を見ていて、「ああ、もう春なのか」と私も春を探しに行きました。
春は探すもの、あるいは向こうから勝手にやってくるものです。
そして、プリンちゃんを下げて屋外に出ました。
外気浴をするのはこのレンズは二度目です。
お散歩レンズにしては高すぎます(定価売りで60万円ですから)。
まあそれもよし。
おそらく月を撮影したはじめてのプリンちゃんでしょう。


フキノトウ発見。今日は蕗味噌にしよう♪
ふきのとう


ホトケノザが咲いてます。しばらく咲いているけど。
花卉は Kohstbch さんにはたぶん勝てそうにないのですが、まあ笑ってやってください。
ほとけのざ


いい色が野外で出せなかったので、摘んできました。
ちょうど花弁の上蓋にオシベがあって、蜜壷に来た虫の背中に花粉をくっつける仕組みだそうです。
お定まりの超ドアップで、花粉が見えてきます。
ほとけのざの花粉


世の中、ギブアンドテイクで成り立っています。


→当然、晩酌のつまみはこうなります(笑)。
butterbur sprout dressed with soybean paste
苦くて美味しい♪


世の中が軟弱で過保護になり、「苦い」という味覚を最大限楽しむ風潮が失われつつあります。
みーんな、甘くやわらかく煮ればいいと思ってるんですかね*1
ニガウリでもフキでもいいのですが、「こりゃいい苦味だぜ。最高だぜ」ってのがいいのです。
あ、ニガキみたいに口の中の感触がなくなるぐらい苦いのはやですよ。

*1:山野草では、どこかしら苦くて、どこかしら癖のある味です。農作物はそれらのうちなるべく癖の少ないのを品種改良して現在に至っているのですが、忌み嫌った苦味を楽しむ事まで置いてきてしまいました