山のバイオリン

コゴミが好きなのよさ!
fiddlehead1


ちょっと伸びすぎてます。
コゴミの良いところは、良い山菜の条件である

  1. 癖がそれほどなく、食べ飽きない
  2. 一ヶ所で大量に採取可能である
  3. いくら採っても、次の年にまた生える
  4. 下ごしらえ(後処理)が簡単である


をすべて満たしています。
四番目を満たすシダは少ないのです。
欠点といえば、あっさりしすぎて味が物足りないのと、茹でると鮮やかな緑が抜けちゃうぐらいです。


ゼンマイの胞子葉はまずいです。
fiddlehead2
そもそもゼンマイは手間がかかりすぎます。
「日本希元素鉱物」にゼンマイ採りの話が出ていましたね。


この種のシダの若芽を英語では fiddlehead というらしいです。
fiddle は民俗音楽でのバイオリンのことで、バイオリンのペグの先のクルクルを例えたものでしょう。