さらにテスト

メモメモ
UMN28/1.8の10倍時フロントフォーカス 18.22mm, バックフォーカス 245mm。


設計倍率で、解像度をチェックしてみました。
2μmのラインの太さがかろうじて見えるくらいです。
ってことは 500本/mm をぎりぎり分けているかいないかってところです。
きっちり谷の深さを判定してないのですが、可視領域で安全域を取って被写体上の分解が 200-300本/mm という値だと思います。
D3 ですと、完全に合焦部で解像限界が 3 px 相当ってところです。まあ f = 5.6 の回折限界に近いと考えていいでしょう。
ホントはもちょっと開けてやりたいのです。
しかし、軸上色収差が出るので、開けられないのです。
ウルトラマンの解像度は、可視領域全域で見ると、Luminar よりかなり上、Photar よりちょこっと上って感じです。


こりゃ単色光合戦ですね。e 線で f = 2.8 まで開けて 500本/mm が出せれば D3 では充分です。


確かに UMN は 25-30mm の焦点距離で、今まで使った中で一番解像するレンズでした。
それよりも驚いたのは Photar 25mm の分解能の高さですね。焦点距離が 3mm 短いから若干有利なんですが。
Luminar 25mm Orange Dot より、Photar 25mm を勧めます。マジです。
それと、やっぱりプリンちゃんにもびびりました。
このレンズは画像中心で 300本/mm わけちゃいますから。


300lpm ってのはでかい壁ですよ。マジです。
焦点距離 30mm 以上で 300 の大台に乗るってのは、並みのレンズじゃありません。
こうやってセッティングを詰め、当たり前のことを当たり前にきっちりこなす。それでやっと 300lpm を超えるのです。