なぜそこに存在するのかわからない不思議

浅間の火口壁の上で打ちっぱなしをする奇妙な人の話を出しましたが、そういうのって怖いです。


浅間のそば、妙義の鍵沢に、15年ぐらい前に変なものがおいてありました。
ここらへん。
http://portal.cyberjapan.jp/denshi/opencjapan.cgi?x=138.72325&y=36.32379&s=10000
大きなキャンバスにどこかの神社の油絵。それがイーゼルに乗り、横には油絵の道具一式。
それも、妙義界隈の神社じゃなくて、見たこともない神社。
それが、誰もいない細い細い沢の中に置いてあるのです。
鍵沢って行ってみるとわかるんですが、何ヶ所も滝があり鎖場があり、普通の一般人が来るところではありません。
表妙義では登りやすいほうなんですが、でかいものをかついでくるようなところではないのです。
なぜ?といいたくなる薄気味悪さがありました。


不思議なんです。なぜそこにいるのかわからないという恐怖。
これは、マヨヒガの薄気味悪さと根が同じで、悪夢を見ているような、狐に化かされているようなゾクゾク感があります。